京都府舞鶴市にある五老ヶ岳は近畿百景第一位を獲得した絶景スポット。標高約300メートルの五老岳頂上に建つ五老スカイタワーからはリアス式海岸と舞鶴の市街地を360度ぐるりと一望できる。となれば行ってみたくなりませんか?
五老スカイタワー
五老ヶ岳は東舞鶴と西舞鶴のほぼ中間地点に位置し、山頂へは国道27号線から入る一本道を登っていきます。マイクロバスも通るほどの道なので運転初心者でも大丈夫、約3km進んだ先の突き当りに五老スカイタワーの登場です。
タワー自体の高さは地上50m、展望室の高さは地上28.2m。タワーに登れば海抜325mからの景色を見渡せるのですが、タワー下の広場からでもかなりいい景色が望めるのでここだけでも行く価値はあり!
五老ヶ岳公園広場からの景色
北側に見えるのが舞鶴湾と日本海を結ぶ「唯一の出入口」で、その幅はわずか700m。リアス式海岸によるこの独特な地形が舞鶴に海軍の鎮守府が置かれた理由の1つ。日本海から湾内を見通せないので防衛上非常に有利だったのです。
東側は東舞鶴の市街地、海上自衛隊の施設やフェリーターミナルが見えます。
西側には国際埠頭、そして連なる山々の景色。富士山のような形をしているのは丹後富士とも呼ばれる建部山で、山の上には海軍の砲台跡が残っているそうです。
この建部山の周辺をよーく見てみてください。奥に続く山の重なりがすごいのです!こんな綺麗に幾重にもなっている景色はなかなかないのでは?この日は雲が多かったこともあり水墨画のような雰囲気も。肉眼なら写真よりさらに美しく見えます。
こうして見ると舞鶴湾が山々に囲まれていることがよくわかります。この山々が舞鶴湾を強風から守ってくれる、これも港として重要なポイント。
さて広場からの景色でも十分綺麗なのですが、360度までは見渡せません。ぐるっと見渡したいのならばタワーに上りましょう!
タワーは200円と格安
五老スカイタワーは大人でも200円で展望台に上れる!この手のタワーにしては格安な価格設定で気軽に利用できるのがイイ。広場から見ることができなかった西舞鶴の市街地方面の景色も展望台からならば見渡せます。
あとは広場から見えた景色をもう少し高い位置から見渡せる感じ。劇的に見晴らしがよくなるかと言えばそうでもありません。しかし200円なら十分満足。各方向の景色を案内板で確認できるのもイイと思います。
さらに五老スカイタワーは再入場可能で入場券を提示すればすんなりです。再入場する必要はあるのって?暗くなってからもちょっとしたイベントがあるのですよ。
夜のイベント
それが毎日18時から21時まで行われているビームライティングです。
ここからの夜景とビームライト、一挙両得で見るために暗くなるまで待っていた!再び展望室に上ります。
動きと色の変化があるビームが4本。すごいという程でもないけれど、東舞鶴と西舞鶴のそれぞれの夜景と合わさってそれなりに綺麗です。
さらに19時からは五老スカイタワー自体のライトアップもスタート。この日は2色が交互に入れ替わるライティングでした。
動画
五老ヶ岳公園に行く価値はあり
タワーに上るべきかどうかで言ったら…、正直半々かも知れません。上らずとも広場からの景色は十分綺麗ですが、時間があるのならばタワーに上って見るのが良いと思います。なにせ200円ですし!損した気分にはならないはず。
タワーに上らないとしても五老ヶ岳公園まで来る価値はあり!なにせ訪れた人たちが口々に「いい景色」と評していましたから。自分も同感です。でも訪れるなら夜景よりも日中から夕方にかけてが良いですね。
五老スカイタワー | |
住所 |
京都府舞鶴市字上安237 |
営業時間 |
4月〜11月|9:00〜19:00(土日祝は21:00まで) |
定休日 |
年中無休 |
所要時間 |
15~30分 |
入場料 |
高校生以上200円 / 小中高生100円 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://goro-sky.jp |
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