おはぎで行列ができるとは何事!?
大福で行列は見たことがありますが、おはぎで行列とはにわかに信じがたいのですが。
仙台市の秋保温泉では非常に珍しい光景を見ることができます。磊々峡(らいらいきょう)という、名取川に浸食された巨岩奇石が覆いかぶさるように迫る美しい峡谷。
その600m上流にある「主婦の店さいち」という小さなスーパーで異様とも言える珍しい光景が広がっているのです。
主婦の店さいち
この小さなスーパーが伝説のおはぎを売っているお店。行列ができるというのだから老舗和菓子屋さんかと思ったらスーパーが販売するおはぎなんですって。
秋保おはぎ本舗という名ですがおはぎ専門店でもなく、さいちがオリジナルで作っているおはぎ。そこにできる行列はスーパーの入口から飛び出すほど!?
おはぎを陳列している棚の通路だけは一方通行。こちら側からしか入れません。
休日は来店者の8割、いや9割以上がおはぎ目当てなのではないかと思えるほどみんなおはぎに向かいます。
こ、これが噂の・・・
いなごの佃煮って仙台でも食べるのですね。仙台では虫食べるんだってよーってみんなに噂として流布しておこう。
それはどうでもいいとして、噂のおはぎを発見しました。
おはぎの大群
大量に並び、大量に買われていき、大量に補充されてを繰り返しています。日本全国探してもおはぎがこれだけ棚を占拠している場所はここしかないのでは?
おはぎの値段は1個あたり125円で2個か3個で1セット。味は4種類あって、その中から「あんこ、きなこ、ごま」の3種類を無事ゲットしました。
なぜ残りのもう1種を買わなかったかって?
いやそれは・・・
すぐ食べるのに納豆の匂いは厳しかったんだ!納豆自体は好きなんですけど、休憩所で食べるのには・・・スメハラで訴えられても困りますしね?
あんこ
外観は至ってオーソドックスなおはぎ。
割ってみても見た感じはごくごく普通のおはぎです。
しかしこれが本当に美味しい!
1番のポイントはお米の食感と見つけたり!硬すぎず、ベタつきすぎず、米粒感の残し具合も良く、ふんわりさすら感じるまさに絶妙食感!
おはぎ伝説、始まりました。
きなこ
溢れんばかりのきなこのかかり具合に正直もったいないとすら思えてきます。
どれだけきなこを贅沢にまぶしても使い切れない!
きなこおはぎ…ヤバ…ウマ…。甘いきなこに加えられた塩加減がこれまた絶妙。しかも出来たてで温かいお米はより柔らかく軽い。
ごまおはぎ
これまた溢れんばかりのゴマ。栄養価の高いゴマをこんなに食べられるなんてアンチエイジングが捗ります!
おはぎの割った断面にゴマをまぶし、割ってはまぶしを繰り返しても、大量に余ったゴマはのちほどスタッフが美味しく頂きました。
とでも言っておかないとフードロス協会に目を付けられないか心配ですからね。自宅なら使い道もあるのになぁ~と。
主婦の店さいち | |
住所 |
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師27 |
営業時間 |
9:00~19:30 |
定休日 |
第2・第4水曜日 |
駐車場 |
あり |
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