青森県十和田でちょっと遅めの昼食を。十和田グルメ代表格のバラ焼きを食べようと、有名店の情報を2軒仕入れておきました。しかし!困った事に十和田では14時頃から昼休憩に入るお店が多く、その2軒とも…。完全なる油断です。
バラ焼きが食べられるお店をグーグルマップで検索し、見つけたのは★3.3となんとも怪しい評価のお店。しかしバラ焼きのためには贅沢言える状況ではない。という消極的な理由ながら訪れてみたのが棚からぼたもち的な幸運でした。そこが和風レストランとわだ。
和風レストランとわだ
お店があるのは市内中心部、十和田現代美術館からもすぐそばの場所です。到着したのは14時40分ですが営業中ののぼりを確認して一安心。お店の外観的にはヤバそうな雰囲気も特にありませんね。
しかし外から中の様子を伺うとお客さんはゼロ?む、これは…と若干不安になりますが、エネルギー切れ寸前だったのでそのまま突撃。なかなか広い店内でテーブル席に小上がり席、さらに宴会用の大部屋もあるようです。
メニュー
え?ラーメンが税込450円?今ってインフレ真っ只中の2022年ですよ?
和風レストランと言いつつ和洋中の各種定食、馬肉料理やチャーハンもある豊富なメニュー。その中にちゃんとバラ焼きがありました!鉄板でくる定食にするか?ボリュームの多そうな丼にするか?
ふとその隣にある「パイカ」の文字に目がいきます。パイカとは豚バラ軟骨の別名らしく、ここではそれをじっくり柔らかく煮込んだ自慢の一品として提供しているのです。
パイカ丼
できる男は柔軟に対応。バラ焼きのためにこの店へ来たのに、という初志はもう忘れました。バラ焼き自体は食べたことありますし、沖縄料理の軟骨ソーキが好きでこれも食べてみたくなったのだから仕方がない。
やってきたのは丼というか寿司桶ですね、これ。肉もご飯も結構なボリューム感で、さらに漬物、おひたし、お吸い物がセットになって650円。
バラ軟骨の塊がドンドンドンドンドンドーン!
本当にやわらかぁ~く煮込まれています。とろける肉とプルプルの軟骨コラーゲン。味の方向性は牛丼や角煮をイメージしてもらえれば分かりやすいかと。これは紅生姜との相性も抜群だ!見た目ほどのクドさもなく、ご飯がすすむ。
そしてお吸い物の正体はおそらくラーメンスープだった。この素朴なあっさり醤油味スープがパイカにも合う。この650円はコストパフォーマンスが高い!
調べてみるとパイカは青森県の中でも三沢や十和田あたりでよく食べられているらしいのです。ならば十和田はパイカをもっと前面に押し出して、バラ焼き・馬肉・パイカの三大グルメを推進したらどうでしょうか?
話はそれましたが、レストランとわだのグーグルマップは過小評価だと思います。もっと評価されて良いお店、穴場としてオススメします!パイカはバラ焼きよりも気に入ったほどなのでぜひ一度ご賞味を。
和風レストランとわだ | |
住所 |
青森県十和田市西三番町1-24 |
営業時間 |
10:30~21:00 |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
無料 |
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