思えば盛岡では麺ばっかり食べているような。しかし麺が名物だと言うのだから仕方がない。盛岡の方々は麺類がお好きなのでしょうか?モンタンという老舗スパゲッティ屋さんもまた盛岡では有名なソウルフードだというのです。
以前ご両親が盛岡に住んでいたという方は『お父さんがモンタン大好きで、引っ越してからは家でお母さんにモンタンを作ってもらっている』というほどです。
モンタン
盛岡城跡の目の前に店を構えているモンタン。21時までの営業ということで初めて訪れたのが20時20分、しかし…。ラストオーダー30分前と聞いていましたが、無念の準備中。
しかし諦めないソウルで後日に再挑戦!今度は19時半の訪問で無事入店に成功しました。この経験から20時までに到着したほうが良いという教訓を得たことをみなさんにもお知らせしておきます。
メニュー
スパゲッティ店というより喫茶店の延長線といったメニュー。喫茶目当てのお客さんもいるようで、夏場はかき氷も食べられるとのこと。食事はテイクアウトもできますよ。
どんなスパゲッティなのかをほとんど知らないまま、このお店の名物を注文します。するとスプーンとフォークが準備されました。
ア・ラ・モンタン
50年以上変わらぬ味だという看板メニューがア・ラ・モンタン。トマトベースで具材はベーコン、たまねぎ、ピーマン、麺の上に刻んだホールトマトとたっぷり粉チーズ。さぁこの写真を見てどんな味かを想像してみてください。
これはコンソメ+トマトかな?軽い酸味でさっぱりとしたシンプルかつ王道的な味。そこにピリ辛と粉チーズのコクを加えたスープは…結構飲めるっ!
だいたいみなさんが想像された味に近いと思います。しかしただひとつ、その想像とは異なるだろう点があるのです。このスパゲッティ、こう見えて…アツアツなんだぜ。
透明な器からは冷製パスタを想像するのが自然な流れですが、それとは裏腹に温かいを超えてかなり熱いのです。しかも食べ進めていてもなかなか冷めない。自分のように油断したまま麺を口に運ぶと…熱くて吹き出すこと間違いなし!
この麺が極太ながら柔めの茹で加減。おそらくスープと一緒に麺も熱々に煮込んでいるような。2mmあるという太さも冷めにくい要因なのかも。この熱さゆえに食べやすいとは言えず…、結構時間がかかるというのが正直な所です。
もう少し辛さが欲しいなと思ったらタバスコをどうぞ。こんな特大極太サイズは初めて見ました。これなら辛いのが好きな方もたっぷり使えますね、とかけすぎると酸味が勝ちすぎるので注意です。
食後にお店の方からカフェオレが。これは食事をした全員へのサービスなのかな?ありがとうございます!
ア・ラ・モンタンは何かすごい特徴のある味かと言えばそうではないのです。変なクセもなく、比較的万人受けするタイプの一皿。しかしこのスープは自作できそうでなかなかバランスが難しい、そんな絶妙さなのかもしれません。あとは極太麺というのがポイント。
盛岡3大麺と言われる「冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば」に柳家の納豆キムチラーメンが加わると4大麺。さらにソウルフードたるモンタンを加えたら5大麺?やっぱり盛岡の人々は麺が大好きなのだろうと推測してやみません。
モンタン | |
住所 |
岩手県盛岡市内丸6-2 |
営業時間 |
10:00~21:00 |
定休日 |
日曜日 |
駐車場 |
なし |
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