広島県三原市は瀬戸内有数のマダコの産地。そして広島の有名銘菓といえばもみじ饅頭。この2つを組み合わせた「タコ入りのもみじ饅頭」を三原駅前の菓子店が世に送り出しているというのです。なにその冒険心は気になるじゃないですか!
ゑびす家 本店
三原駅南口から徒歩1分、ゑびす家本店にそれはありました。
本当に組み合わせてしまったのですね…タコともみじ饅頭を。
しかもタコの進撃はもみじ饅頭にとどまらずパイとサブレにまで及んでいたとは…。ならば仕方ない、全部まとめて味わってやる!万が一に備えてはっさく大福もスタンバイ。保険は大事だよ~♪
たこもみじ
外観は至って普通のもみじ饅頭ですが、それをスパッと半分に切ってみると…あんこの代わりにチーズクリームと甘じょっぱい珍味のようなタコがそこにいた。
これがチーズクリームともみじ饅頭の相性が良くて美味しいのです。しかしのされたタコが口に残るため食感的に少し違和感のある存在。タコは少量で味としての存在感はささやかな程度。こんなこと言っては元も子もないのですが、蛸足が蛇足かも…。
ザ・タコパイ饅頭
パイ生地にタコの焼印が押されたタコパイ饅頭。もしやタコ要素はこれだけ?
カットしてみると中心部に小さくタコがいた。値段を考えたら仕方ないのでしょうが、これは申し訳程度と言うやつですね…。パイ饅頭自体は美味しいですが、タコはここでも存在が弱く蛇足かもしれない。
たこサブレ
たこの形をしたサブレの中に細かく刻んだタコが入っている。らしいのですがタコの味が見つかりません!存在感はほぼ0と言っていいでしょう。
はっさく大福
三原産の八朔を白あんで包んでさらに求肥で包んだちょっと小ぶりな大福。美味しいけれど八朔の大きさがもう少し欲しいなー。はっさくの季節外れだったからというのもあるかもしれません。
実食したタコ商品3つに共通して感じたことです。タコは単にユニーク商品としてのインパクト担当で、味を求めるならタコはなくて良し!もみじ饅頭はチーズクリームだけのほうが美味しいですし。ただユニークなお土産としてはこういうのもアリかな。
少し辛口評価となりましたが、率直ストレートな感想でございました。
ゑびす家 本店 | |
住所 |
広島県三原市城町1丁目8-2 |
営業時間 |
8:00~19:00 |
定休日 |
火曜日 |
駐車場 |
なし |
コメントをお書きください