北海道美唄市のソウルフードは「焼き鳥・とりめし・袋焼きそば」が三種の神器。美唄焼き鳥(もつ串)は安くて美味しいが特徴。袋焼きそばはノスタルジックなおやつ感覚。では、とりめしは?
美唄の焼き鳥も袋焼きそばも実食済みですが、とりめしだけは未体験。ならば有名店「しらかば茶屋」でとりめしを食べて魂を感じてみようではありませんか!
しらかば茶屋
国道12号線の日本一長い直線道路29.2kmの途中にあるドライブインしらかば茶屋。札幌と旭川のほぼ中間地点です。2010年にリニューアルされたらしく、昔ながらのドライブインという面影はほぼありません。茶屋という名ですがスイーツはありません。
座席
店内は小上がり席とテーブル席があるので小さなお子さん連れの方には便利。小上がりの座布団の上に赤ちゃんを寝かせておける上、ウォーターサーバー設置で赤ちゃんのミルクを作れますとの案内まである親切さ。
メニュー
とりめしが名物ですがラーメンも評判が高く、一番人気はとりめし+塩ラーメンのセットだそうです。テイクアウト用のとりめし弁当もありますよ。
塩ラーメンセット 950円
とりめしは大きめサイズの茶碗で結構量があります。そこに普通サイズのラーメンと漬物が付いてくる!これは女性にとっては量が多いくらいだと思われます。
塩ラーメン
具材は「ねぎ・メンマ・チャーシュー・ゆで卵・麩・うずまきなると」というTHE・昔ながらの見た目。久々になるとが入ったラーメンに出会いました。
スープを飲んでみると・・・鶏!あっさりしてそうな見た目ですが、鶏の油と旨味と香りがかなりしっかりと出ています。塩気はやや強めだけど美味しい。これはかなり好きなタイプです。
麺は縮れの入った白っぽい低加水麺。旭川ラーメンっぽいタイプだなーと思ったら製麺所は旭川でした。スープを吸いやすいので早めに食べないと伸びてしまう。
メンマは大きめで薄い味付けで好みのタイプ。ですがチャーシューはモソモソとした部位でいまいち。麩はこのスープに合う!
とりめし
鶏ガラと野菜を7時間じっくり煮込んで取ったスープで炊いたという鶏めしです。具材は鶏肉と玉ねぎのみというシンプルさ!
とりめしも油分が結構しっかりでご飯をツヤツヤにコーティングされ、鶏の旨味を感じます。しかし自分には少し甘すぎる。鶏とか玉ねぎの甘さを超えて、みりんとか九州醤油のような甘さです。味付けが薄めという口コミも見かけますが、自分は濃い目だと思うんだよなぁ。
ただこの甘いとりめしはラーメンスープにマッチする!とりめしで甘くなった口にスープを含むと、おーーこれが合う。麺よりとりめしのほうがスープと相性がいいのではというくらいこの組み合わせがいい。でもスープを飲みすぎると喉が渇く!
完売に注意
この日は平日なのにも関わらず17時前にとりめしが完売、閉店時刻の3時間も前に閉店となっていました。危うくもう少し遅かったら食べられないところだった…。どうやら夕飯として行くには危険な人気のようですね。
しらかば茶屋 | |
住所 |
北海道美唄市茶志内3区 |
営業時間 |
4月~10月|11:00~20:00 11月~3月|11:00~19:00 |
定休日 |
第1・3・5火曜 |
駐車場 |
店前に20台ほど |
コメントをお書きください