会津の山塩は大塩裏磐梯温泉の温泉水に含まれる塩分を煮詰めてできる、文字通り山で作られる塩。しかし海から100km近くも離れた会津の温泉になぜ塩分が?
大昔の会津は海の中だった!
地下に閉じ込められたかつての海水が温泉にとけだし、大塩裏磐梯温泉の源泉として噴出している。だから塩分が含まれているのですって。
山塩の成分を海塩と比べると
・塩素イオンが少なく硫酸イオンが多い
・塩化ナトリウムの割合が低い
食べるとどう違うのか?というのを知るためにも、会津山塩を使った美味しいラーメンということで案内頂いたのが「うえんで」です。
うえんで 本店
うえんでは芦ノ牧温泉駅近くに本店、会津若松中心部に山鹿店があります。今回はより評判の良い本店へやってきました。
会津山塩は生産量がわずかなため、会津山塩組合から正式な取引店に対して「使用と販売」の証である木札が交付されるそうです。
メニュー
山塩ラーメンのお店かと思いきや、醤油・味噌・辛味噌もあります。
創業メニューは中華そば(醤油)でしたが、今では会津山塩ラーメンが看板メニューとなったようです。まわりの注文を見ても山塩が多い。
麺は普通と手打ちの2種類、手打ちはかなり太いそうなので今回は普通麺を選択。
焼き鳥という名の焼き豚も自慢の逸品らしい。
山塩ラーメン・普通麺
具材はねぎ、その下にメンマ、バラ肉チャーシューが3枚で極めてシンプル。
スープ
底まで見える透明さであっさりそうな見た目、とは裏腹に動物系の旨味がしっかり!脂分もそれなりに多めで、塩分も含めて思ったよりも濃い味です。しかしマイルドでもある。
麺
会津・喜多方エリアではスタンダードである平打ちちぢれ麺。平麺は普段食べる機会が少ないのですが違和感なく頂ける癖のなさ。だるんとした麺は苦手ですが、ちゃんとコシもあって美味しい。
山塩の感想
硫黄っぽい香りがするわけでもなく、はっきりとした特徴を感じるまではできませんでした。おそらくスープのマイルドな口当たりが山塩効果なのだろうと推察します。
なんにせよ美味しい塩ラーメンであることには違いない!
うえんで 本店 | |
住所 |
福島県会津若松市大戸町上三寄大豆田11-3 |
営業時間 |
平日|9:00~15:00 土日祝|8:00~18:00 |
定休日 |
火曜 |
駐車場 |
無料あり |
公式URL | https://uende.jp |
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